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15のエラー動作チェックツール

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シャンクの原因を徹底掘り下げ

 

たま吉です^^

 

過去に幾度と無く突然シャンクに襲われて、

いよいよゴルフを辞めようか?まで追い詰められた経験があります。

 

 

そんな気が狂うほどのシャンクに悩まされて私が、

これまで実際にシャンクになった理由と一緒に徹底して掘り下げます!!

 

 

シャンクの何が困るかと言うと、

突発性・原因不明・改善方法の多様性

にあると思います。

 

 

ある時に突然出てしまう。

原因が分からない。

だから直し方も色々になりがち。

 

 

私もそうでした。

 

 

ある日突然通常のシャンクになっては治るを繰り返し、

かと思えばアプローチで突発的なシャンクが出る。

 

その都度その都度直し方を調べては試行錯誤の連続でした。

 

 

今でも、シャンクが出る原理とか理由を忘れてしまうと、

出る可能性がゼロにはなりませんから必ずチェックするようにしています。

 

 

と言うわけで、これまで私が経験したシャンクを徹底的に掘り下げて、

自分へのチェックと言う意味も含めて【完全保存版】で気合いを入れて記録を残したいと思います!!

 

 

【シャンクの根本原因】

細かい原因はあとで詳しく掘り下げますが、

全ての原因は一つしかありません。

 

 

”打点のズレ”

 

突き詰めて言えば、何かしらの理由によって、

打点がほんの少しだけシャフト側にズレていると起こるのがシャンクです。

 

 

そして、”何かしらの理由”が様々あると言う事なので、

シャンクの本質的な問題は、”打点のズレ”なわけですね。

 

 

 

ではなぜ打点がズレてしまうのか?

ここがゴルファーによって様々なパターンがあるのと、

時と場合によっても起きるから複雑になってしまうのです。

 

 

もしこれを今ご覧のあなたが死ぬほどシャンクに苦しめられているのなら、

 

”打点が何かしらの理由でズレている”

 

これをまずはしっかりと魂に刻み込んで欲しいと思います!!

 

 

【シャンク(打点がズレる)理由】

それでは一つ一つシャンク(打点がズレる)理由について、

これから詳しく掘り下げますね^^

 

繰り返しになりますが、シャンクの根本的な原因は打点がズレているからです。

そして【理由】がその都度違ったり変わったりするのが最も厄介な部分になります。

 

ですので今後シャンクに悩まされた時に思い出すためにも、

【完全保存版】としていつでも読めるようにして頂けたら幸いです^^

 

 

では参りましょう!!

 

 

1、アドレスの重心位置

これは私も油断するとなってしまう典型です。

 

特に足の裏の重心位置が非常に大切で、どんな足場であっても、

絶対的に守る自分ルールとして常に意識しています。

 

”カカト重心が強いとシャンクしやすい”

 

もちろん全員ではありませんが、経験則上カカト重心が行き過ぎるとシャンクします。

 

カカト重心だとなぜシャンクしやすいのか?

アドレスでカカト重心に構え過ぎてしまうと、

本能的にボールに届かないと脳が認識してしまって、

届かせようと上半身を突っ込みやすくなります。

 

そしてアドレスで構えたヘッドの位置よりほんの少しだけ前にズレて、

その僅かな違いによって打点がズレてしまうと言うわけです。

 

割と多いのはつま先下がりの急傾斜の場合です。

安定して立とうとしたり、やり過ぎてしまうとボールに届かせようとする働きから、

打点がズレやすいのでつま先下がりの急傾斜も注意が必要です。

 

とは言え、

『そしたらつま先重心が良いのか?』と考えがちですが、

ここでまた勘違いが起こりやすいので補足しておきます。

 

つま先=指先で立つ(つま先立ち)ではありません^^;

 

カカト重心が過ぎるとよくないと言うだけで、

だからと言って極端につま先だけで立つのは違いますよね?

 

”ほど良く重心を掛ける”

 

具体的には靴の中で、足の指先でグーッと地面を踏まないように、

少しだけ動かして浮かせられる状態。

 

そしてカカトは、こちらも同様にグーッとカカトで圧を掛けないように、

靴の中でカカトをほんの少しだけ浮かせるような状態。

 

要するに母指丘から土踏まずに足の裏の重心が掛かる具合です。

 

ただこれも個人差がありますから、最適な足裏重心の位置と言うのは、

最終的には自分で見つける必要はあります。

 

 

2、右手のグリップ(右打ちの場合)

シャンクが出る理由として、インパクト時のフェースオープンが上げられます。

 

フェースが開いたままインパクトまでヘッドが降りて来ることで、

フェースが返らずにヘッドのトゥダウンが起きないので起こります。

 

トゥダウンと言うのは、クラブには遠心力が働きますから、

より重いヘッドのトゥ側に掛かります。

 

つまりダウンスイングからインパクトに掛けて遠心力が働き、

より重いトゥ側に働いてトゥが下がるのがトゥダウン現象と呼ばれ、

本来ならスイング動作と相殺されて芯に当たるかトゥ寄りの打点になります。

 

ですがフェースが開いたままだと、そのままソケットからアタックするので、

トゥダウンが適正に働かずにシャンクになってしまうと言うわけです。

 

スイング動作はあくまで円軌道(に見える)であり、

クラブの構造上もヘッドは開くように作られています。

 

つまり、バックスイングではフェースは開きながら上がるのが自然なので、

ダウンスイングでは閉じながら降りて来なければなりません。

 

”フェースターンは絶対的に必要なスイング要素”

と言うことです^^

 

ただそのフェースターンの方法がスイング論によって変わるだけです。

 

・リストターン

・アームローテーション

・トランクローテーション

・シャロースイング

などなど。

 

大切なのは自分にとってどれが最適なのか?

どんなスイングを目指すのか?で変わると言うのを意識されて下さいね^^

 

右手グリップはフックにし過ぎない。

見ていると、右手のグリップが異様に開いてしまっていて、

右手の平が正面を向いてしまって握っているケースがあります。

 

これでグリップすると極端な引っ掛けチーピンになるか、

そのまま開いてインパクトしてプッシュアウトしてしまいます。

 

右手のグリップ圧によってショットは変わるのですが、

いずれにしても右手のグリップは被せる必要がありますので修正部分ですね。

 

どのくらい被せるのか?は今は色々とグリップ矯正器具がありますから、

道具に頼るのは近道なのは間違いありません。

 

グリップに正解はありませんが、基準となるガイドラインは存在します。

 

それをスイングやショットの傾向からグリップを作ってしまうと、

自分の中で基準値が出来ずにいつまでも形が定まらなくなりますから、

まずはオーソドックスなグリップから入り、後から自分に合わせて微調整するのが正解です。

 

 

フェースターンについてもグリップが原因の場合もあれば、

スイングが原因の場合もありますが、まずはグリップの原因を消して、

原因を絞ると言うのも大切なので疎かにしないようにして下さいね^^

 

 

3、スイング軌道

スイング軌道によるシャンクはアウトサイドインでもインサイドアウトでも、

どちらの場合でも起こります。

 

アウトサイドインでフェースターンが入らずにソケットから先に当たればシャンク、

インサイドアウトでフェースターンが入らずにソケットから先に当たってもシャンク。

 

単純にスイング軌道が悪いと言うのではなくて問題はフェースターンにあります。

ですから先ほどの項目ともかぶりますので合わせてどちらなのか判断して欲しいと思います。

 

 

基本的にはスイング軌道が原因のシャンクの場合は、アウトサイドインでもインサイドアウトでも、

”極端に”なっている場合が多いですね!!

 

極端なスイング軌道になっている場合は見直してみる必要もありますので、

スマホなどで後方から撮影して、本当は見てもらうのが一番良いです^^

 

とは言え、スイング軌道が原因のシャンクってあんまり見ませんので、

そういった情報はよく見かけますが、正しい判断が必要になるので注意されて下さいね!!

 

フェースターンがしっかり入っているのにシャンクしてたらスイング軌道の可能性もあります。

しかし、全ての原因を総合的に判断してからになるので、あくまで可能性とお考え下さい。

 

 

4、切り返し時のグリップ圧

シャンクの原因でグリップ圧なんて聞いたことは無いと思います(笑)

 

けど実はこれもフェースターンに関係してくる話しで、

シャンクだけじゃなくて全てのミススイングの原因にもなり得る超重要なポイントです。

 

力むと言う表現を悪さの代表みたいに言われるのですが厳密には違います。

 

そもそも物理的に硬いボールを打って遠くまで飛ばす以上は、

どう考えたって力を入れなければ飛ぶわけありませんからね!!

 

ただその力の入れる部分とかタイミングが適正になっていないと、

エネルギーロスに繋がるだけじゃなく、ミススイングになるわけです。

 

その最たる一例が切り返しでのグリップ圧と言う事です。

 

アドレスでのグリップ圧と言うと、ゆるゆるで握っていたり、

しっかりめに握っていたりと、かなりの人が気を使ったり意識していると思います。

 

で、アドレスのグリッププレッシャーをスイング中一定にしましょうと・・・

 

いやいやいや。

 

普通に考えてシャフトの重さもあればヘッドの重さもあって、

それをほぼ全力でスイングしているわけです。

 

スイング中はグリッププレッシャーを一定にって本当!?

『遠心力の存在を完全に消してませんか・・・?』

 

そしてもっと大事な事を無視していませんか?と。

 

『インパクトの時にどれくらいの衝撃があると思います?』

 

 

もうご理解いただけたと思いますが、スイングには遠心力が有り、

インパクトでは衝撃が有ります。それもかなりの物理法則で、、、

 

だから単純にスイング中のグリッププレッシャーは一定に保ちましょう!!

と声高らかに主張しているのはどうかと思っています^^;

 

グリッププレッシャーをスイング中は一定に保ちましょうには続きがあって、

そこをきちんと説明しているかどうかで判断すると良いです。

 

アドレス時に力一杯握るのはもちろんNGですが、

かと言って緩く握っていても、テークバック時には必要最低限の力が入ります。

 

これも当然と言えば当然で、物体を持ち上げるのに握力は間違いなく要ります。

なのでテークバック(始動)のタイミングでは多少のグリップ圧は増えるのが自然で、

もしくは最初からテークバックで必要な力感で握っていなければならないわけです。

 

それとダウンスイングではクラブが降りて来るので、

遠心力が働く事になり、ユルユルで握っていたらすっぽ抜けます。

 

それを本能的に察知して離さないようにしますから、ここも自然と多少は強くなりますね。

 

そしてインパクト。

インパクトではかなりの衝撃を受けますから、無意識的に耐えようとして、

ここでグリップ圧の力感がマックスになるわけです。

 

大きく分けて、テークバック(始動)、ダウンスイング、インパクトの3点。

ここは意識してもしなくてもグリップの圧力は増えて当然の部分でもあり、

”一定にしようとしても本能(無意識)的に”強くしています。

 

仮にアドレスのグリッププレッシャーを一定のままスイングしたらどうなるか?

 

すっぽ抜けそうで怖くて余計に強く握り過ぎるか、

インパクトで当たり負けしてフェースが後ろに返ってしまったり、

全く飛距離が出ないショットになるだけです。

 

大事なのは、

”必要な時に必要なだけの力”

を過不足無く適正にボールに伝える事です。

 

これがシャンクに何の関係があるのか?

そう思いますよね^^

 

あるんです!!

 

切り返しのグリッププレッシャーがシャンクの原因

実は、

”切り返し”のタイミングでギュッとしてしまっているケースが多くあります。

 

要するに手元からクラブを引き降ろしてしまうので、

どうしてもグリップ圧が強くなると言うわけです。

 

切り返しはクラブが動こうとしている方向を真逆にするポイントなので、

バックスイング側に力の方向が働いているのを転換させるためには、

何かしらのアクションが必要になると言う事です。

 

それを強引に手元で力の方向を転換させようとして、

グリップをギュッと握って無理矢理やってしまっているのです。

 

 

そしてグリップを強くギュッと握ったまま強引にクラブを引き降ろすと、

身体の動きよりも先に手元が先行してフェースターンが入らないので、

アウトサイドイン軌道のシャンクになっているケースが多くあります。

 

インサイドアウト軌道のスイング軌道でも同じです。

 

インからアタックしようがアウトからアタックしようが、

フェースが返っていなければ先に当たるのはソケットですからね!!

 

 

つまりスイング中にはどうしてもグリッププレッシャーが変わるポイントがある点を理解して、

あくまで一定にすると言うのは、補足として”切り返しで強く握らない”と言う事になります。

 

そして切り返しでグリッププレッシャーを強くしないように実行するには、

”手元からクラブを引き降ろす”動きでは決して出来ない。

 

と言う点も含めて、どうするかを考えると切り返しの要点も分かるはずです!!

 

一度トップオブスイングのタイミングでスイングを止めてみて、

グリッププレッシャーが強くなっていないか?確認してなっていたら緩めて、

”じゃあそこからグリップを強くしなまま切り返すには?”をやってみて下さい^^

 

きっと切り返しに必要となる動作が自然と身体が分かってくれますよ!!

 

 

 

5、右足の蹴りと右膝

右足の蹴りと右膝が前に出てしまう事でシャンクになるのは有名ですね!!

 

右足を蹴ったり右膝が前に出ると手元が前に出て打点がズレてシャンクする。

簡単に言うとそう言うわけです。

 

この場合の直し方は至って簡単で一瞬で解決しますね!!

 

なぜ右足で蹴ったり右膝が前に出てしまうのかを考えてみると、

蹴るにしても右膝が前に出るにしても共通して必要な動作があります。

 

実際にやるとすぐに理解が出来るくらいシンプルです^^

 

アドレスで足の裏の重心がつま先寄り過ぎなだけです!!

右膝が前に出るくらい”蹴る”には、どうしたってつま先で蹴る必要があるからですね。

 

蹴って右膝を出すにはつま先にグッと力を入れて踏ん張らないと出来ません^^

ただそれだけです!!

 

試しにカカト重心や土踏まず重心で蹴って右膝を出してみて下さい。

右膝は、、、出せませんよね^^

 

これが答えです。

 

シャンクの原因が右膝が前に出たり蹴ったりが原因な場合だけじゃなくて、

ダウンスイングからインパクトで右膝が前に出てしまうので悩んでいる場合も、

アドレスの重心位置を見直すだけで改善するので試してみて下さいね!!

 

 

6、右腰プッシュ型

これは右腰をボールにぶつけるように!!って情報をやろうとして、

右サイドがボールに向かって突っ込んだり被ったりして起きるシャンクです。

 

さっきの右膝が前に出る動きとも共通してますね。

蹴る事で右腰が前に出ますから、連動して起こりやすい動きでもあります。

 

本来は腰(と言うか骨盤)は左側と右側が前後する事で相殺されて、

ダウンスイングで左腰(骨盤)の外旋、右腰(骨盤)の内旋運動によって適正になります。

 

これも結局はアドレスで改善するのが一番早くて確実なのですが、

適正な骨盤からの全景が出来ていないと腰(骨盤)は前に出ます。

 

両膝を伸ばしたまま、腰骨の少し内側を指2本で押すように前傾してみて下さい^^

 

これでしっかりと骨盤からの前傾が出来て、内旋と外旋が可能になり、

スイングに必要な骨盤の動きになりやすいですよ!!

 

 

7、手打ち型

アプローチシャンクの典型が手打ちですね!!

他にも絶対にミスしたくない時のショットで出やすいシャンク理由です。

 

スイングが小さい場合はどうしても手の運動量が増えて、

身体の運動量が減ってしまいやすい傾向があります。

 

それと合わせてどうしてもミスショットしたくない時にも、

手で合わせに行って打ちに行ってしまいやすいですね。

 

手打ちになるとシャンクしてしまいやすいのは簡単で、

身体と手元の距離感がズレてしまうからです。

 

腕の動きで毎回軌道をボールにコンタクトさせるのは難しくて、

1、2センチずれただけでシャンクになってしまうわけですから、

手で合わせて打ちに行くと言うのはそれだけシャンクの可能性も高くなるわけです。

 

アプローチの場合に多いのはスイングが小さいこともあって、

手で合わせに行きたくなるんですよね^^;

 

試しにアドレスで両ひじを身体にくっ付けたまま、身体の回転だけで打ってみて下さい。

 

これはコースでも有効なので、せっかくグリーンの近くまで来たのにシャンクが怖い!!

と言う場面になったら思い出して身体に両ひじを付けたまま振り子のイメージで打って下さい^^

 

距離の調整は番手を上げたり下げたりすればOKです!!

振り幅を変えなくてもクラブを変えれば良いだけですからね^^

 

 

8、遠心力の違い

スイングに遠心力があると言うのは相当重要な要素なのですが、

意外と意識してないと言うか、そもそも頭に無い場合が多い印象です^^;

 

スイングには必ず遠心力が働くわけですから、遠心力に負ければ打点もズレます!!

 

特に、ショートアイアンではシャンクしないけど、

ミドルアイアン(7番)以上とかに途端にシャンクする場合には、

遠心力の力を考慮するだけで全然変わります。

 

理由はショートアイアンはスイングスピードも遅くて、

クラブも短くスイング幅も小さくなりますから、

遠心力はそこまで強く働かないので影響も少なくて済みます。

 

しかし、番手が上がるに連れてスイングスピードも上がり、

クラブも長くスイングも大きくなるわけなので、

遠心力はどんどん働いて強くなって影響も増えます。

 

つまり遠心力が増大して引っ張られる力が強くなる事で、

微妙にヘッドが前に動いて打点もズレる現象が起こるわけですね。

 

ドライバーなどのウッドでシャンクが出ないのは、

シャフトとヘッドが軽いのと、そもそものクラブ構造上出ないからです。

 

 

この遠心力の影響によるシャンクが出てしまう場合だったり、

シャンクを直す練習方法として有名なのが、ボールを並べて置くと言うのがあります。

 

←飛球線方向

◯(ボール)

◯(ボール)

 

この手前にあるボールを打つと言う練習ですね!!

 

 

私もシャンク地獄になっている時に当然のようにやりましたけど、

ほとんど効果は無かったので、全員に効果があるかは疑問符です^^;

 

 

シャンクは何よりも自分が当てはまる理由を突き止めるのが最優先で、

物理的な動作なのか?心理的要因から引き起こされているのか?を把握する必要があります。

 

その上で、対処の仕方も変わる事を考えに入れてから、

しっかりと自分にとって意味のある方法を採用して下さい^^

 

まずはとにかく番手が上がれば遠心力も強くなりエネルギーも増えるので、

打点が前にズレやすくシャンクが出やすい事を意識してみて欲しいと思います!!

 

9、番手ごとのシャンク

アプローチにはアプローチの起こりやすいシャンク理由があり、

ミドルアイアンにはミドルアイアンの起こりやすいシャンク理由がある。

 

と言うのもシャンクを解消するために重要なポイントだって事ですね!!

 

アプローチは手打ちになりやすいからシャンクする。

ミドルアイアン以上は遠心力の影響でシャンクしやすい。

 

きっと、全番手のどんなショットでも一度に全てシャンクする事は無いはずです。

もし全番手で何をやってもシャンクするなら、グリップやアドレス、スイングに原因があって、

他にも手打ちになってしまう心理的な要素や遠心力と言った物理的な要因もあり得る事になります。

 

ですが、番手ごとに出たり出なかったりする場合は理由の特定も早くなって、

改善するのも早くなりますから、番手ごとのシャンクも一つの考えとして持っておいて欲しいと思います!!

 

10、前傾姿勢が深すぎるOR浅すぎる

アプローチのシャンクやつま先下がり・上がりでのシャンクが出る場合ですね。

 

アプローチは手打ちがシャンク理由になる事もありますし、

前傾が深過ぎても起きてしまう場合があります。

 

どうしてもボールを上手く拾おうとすると覗き込んで、

前傾角度が知らずに深くなりがちです。

 

こうなると右肩が前に出やすいので打点がズレてシャンクすると言うわけです。

 

そしてつま先下がりの場合、ややカカト寄りの重心で打つように言われるのですが、

完全にカカト重心になると、バランスを取ろうとするため上体が起きやすくなります。

 

あくまで前傾角度は必要なので、胸をしっかりと地面に向けるようにして、

上体を起こさず胸が正面方向に向いてしまわないようにして下さい。

 

カカト重心で上体が起きて打つとトップもしやすくなりますし、

やはり届かせようと突っ込みやすくもなりますからシャンクも出ます。

 

急なつま先下がりでトップとシャンクの中間みたいなショットが出る場合は、

胸をしっかりと地面に向けた前傾を意識してみて下さいね。

 

つま先上がりの場合でも、つま先寄りの重心で立つと打つのが簡単ですが、

これもやり過ぎれば打点がズレてしまうので、上体を直立させずに前傾を作る必要があります。

 

前傾角度が少し変わるだけで普通に打てたり打てなかったりと、

スイングが悪いわけでは無いのにミスヒットを生んでしまいます。

 

その場での対応次第でいくらでも変わる事を認識して、

ミスヒットの理由を正しく把握するのが大事と言うわけです!!

 

 

11、ボールの位置

該当するケースは少ないかと思いますが、ボール位置が極端に左とか右だとシャンクしやすいです。

 

左に置き過ぎだと右肩から突っ込んで打点がズレてシャンクになったり、

右に置き過ぎだとフェースターンが間に合わなかったり上から打ち込み過ぎてシャンクになったりします。

 

やりがちなのが、傾斜やラフの状況を”深読み”して極端なボール位置になっている事があります。

 

左足上がりや下がりだったり、ディボット跡や林の中からのトラブルショットで、

ボールのライが悪かったりした時に普段と違い過ぎるボールの位置はリスクショットです。

 

あまり極端な事をしなくても対処の方法はいくつもありますから、

難しい選択を取らずに、ミスヒットの可能性が少ない選択をするようにして下さい^^

 

 

12、スイング意識(打ち込み)型

未だにダウンブローがアイアンのベストスイングだ!!みたいな幻想がありますが、

考えてみたら当たり前の話しで、地面にあるボールを打つ以上は全部ダウンブローです^^;

 

地面にボールがあるわけですから、地面より下からアッパーブローに打つなど不可能です。

 

クラブの構造も地面にあるボールを打って上がるように設計されてますし、

スイングが円軌道である以上は、その軌道上のどこで当たるか?だけの違いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(右打ちを自分から見た場合)

雑な図解で申し訳ありません(笑)

 

ティーアップしている状況だけが特殊で、それがドライバーに代表されるわけですが、

唯一下から上に向かってアッパーブローで打てる軌道が可能です。

 

レベルブローと言うゴルフ用語もあるにはありますが、

あくまで”レベル(水平)”に近い打点と言うだけで、完全にレベルとなると、

円軌道上の点のインパクトでは理論上は不可能です。

 

ですが、スイングの円軌道も完全円ではありませんから正しくは楕円です。

なので厳密にはレベル(水平)は存在しませんが、近似値として存在するとお考え下さい^^

 

そしてアイアンはダウンブローに打ち込まないとダメなんだと思い込み、

ヘッドを上から鋭角に降ろそうとすると、言わずもがなでアウトからアタックしてシャンクします。

 

それとパンチショット(色々な解釈がありますが、、、)とか、

ノックダウンショット(タイガーで言う所のスティンガー)を打とうとして、

ハンドファーストの構えが強くなり過ぎたり手元が先行し過ぎの手打ちでもシャンクが出やすいです。

 

風が強い時は難しいショットやスイングをするのでは無くて、

番手を上げてコントロールして打つほうがランが使えて確実なので、

やるならそっちのほうが簡単だと思います^^;

 

13、グローブの劣化

実は私は手汗が結構すごくて(笑)

夏場なんてすぐにグローブの中が汗で滑りやすくなります。

 

それに伴ってグローブは消耗品ですから、頻繁に練習したりする場合は、

経年劣化が思っている以上にしてたりします。

 

そうなると中で滑るんですよね^^;

 

レアケースだとは思いますが、これも遠心力によってグローブ内で手が滑り、

打点が1センチズレただけでシャンクになり得ますのでチェックして下さいね!!

 

14、心理的シャンク

シャンクが続いたり、何をしてもシャンクが改善しないとか、

苦しい思いをすればするほど心理的な影響でシャンクが出やすいケースがあります。

 

私がまさにこの症状になっていたわけで、

言葉はおかしいですが、半分イップスになっていました。

 

練習場でもコースに出ても、

『いつシャンクに襲われるんだろう・・・』と内心ヒヤヒヤです。

 

そうなるとスイングもぎこちないし萎縮して体も動かないし、

シャンクにしかならない要素がオンパレードになる悪循環を生んでいました。

 

今までお伝えして来た全ての可能性があるのが”心理的シャンク”と言うわけです。

 

解決編で詳しくお伝えしたいと思いますが、シャンクには色々な要素があって、

一つでは無い場合もあれば、スイングだけでも無い、状況によって起こるなど、

ほんの少しの事で簡単になってしまうミスヒットです。

 

つまり、

スライス・ダフリ・トップ・テンプラ・引っ掛けと並ぶくらい、

極々一般的に出てしまうミスヒットの代表

です!!

 

けど他のミスヒットに比べても悩みの度合いが深刻だったり、

ゴルファーからここま嫌われてしまうのは、決定的に解決策が分からないからだと思っています。

 

スライス・ダフリ・トップ・引っ掛け・テンプラのミスヒットは、

”練習して克服する事が出来る”と言う、”なんとかなる”感が強いからです。

 

シャンクには突発性と一撃で心を粉々に砕いてしまう破壊力があって、

修正難易度が高いと言う先入観も合間ってここまでのイメージを持たれています。

 

シャンクは怖くありません!!

 

断言しても良いですが、打点がズレて当たっているだけと言う根本原因から、

打点がズレる理由が分かってさえしまえば恐る事は何一つ無いのです^^

 

なぜならシャンクも含めてミスヒットはサイエンスですからね!!

 

結果があれば、そこには必ず原因と理由が存在します。

それなら最初から予防してミスヒットの可能性を少なくする余地が残っているわけです。

 

シャンクもスライスもダフリもトップも全て等しく同じです^^

シャンクを克服するには、シャンクを知るのが第一歩です!!

 

 

まずは冷静に自分のシャンク原因を現実から目を背けずに、

真っ向勝負でシャンクになる理由と向き合ってみて下さい^^

 

 

大丈夫。

今まで上げた14個もの例は実際に私が経験した実体験です(笑)

 

世の中にはこんなシャンク人生のゴルファーもいると思えば、

少しは前を向ける気持ちになったりしませんか?

 

そうであれば嬉しいです^^

 

 

シャンクを解決するには?

なにを置いてもシャンクは自分のシャンク理由を特定する事が第一です。

シャンクの根本原因

根本原因は打点が何かしらの理由で前方にズレていて起こります。

 

シャンク=打点の前方ズレ

 

これが唯一絶対の根本原因ですから、打点のズレからスタートさせて、

それぞれの理由が何なのかを考えるようにして下さい^^

 

シャンクが起こる理由14選

1、アドレスの重心位置

2、右手のグリップ

3、スイング軌道

4、切り返しのグリップ圧

5、右足の蹴りと右膝

6、右腰プッシュ

7、手打ち型

8、遠心力の影響と違い

9、番手ごとのシャンク

10、前傾姿勢が深すぎる・浅すぎる

11、ボール位置が極端

12、打ち込みスイング意識

13、グローブ経年劣化

14、心理的シャンク

 

さっきも言いましたが、私の場合は全部経験済みです(笑)

 

これだけ理由があって起きてしまうのがシャンクと言う現象ですから、

出ないに越した事はありませんが、出る時は出ると言うのはもっともだと思います。

 

プロでも上級者でもアプローチだけじゃなく、普通のショットでもたまに見ますからね!!

 

だからシャンクだけを極端に怖がったり恐れたりする必要も無くて、

他のミスヒットと同じように気楽に考えて下さい^^

 

気を抜けばスライスもダフリもトップも引っ掛けもテンプラも出るのと同様に、

シャンクだってちょっとした理由で出るのは変わりません。

 

シャンクと友達になりましょう!!は流石に言い過ぎですが、

他のミスヒットとなんら変わらないので、特別なミスでは無い認識に変えて欲しいですね!!

 

 

スライスやダフリ、トップとなるとやっきになって原因や理由を探すのですが、

シャンクとなると目を背けてしまうケースが多いのは私も一緒でした。

 

でもいつまでも逃げてはいられませんからね!!

 

とにかく原因は打点の前方へのズレ以外にはありませんから、

”なぜ打点が前方にズレたのか?”をしっかりと把握するのがシャンク克服の第一歩。

 

私はそう結論付けています^^

 

 

シャンク改善の具体的ステップ

本気でシャンクに悩んで本気で克服するには、

14の理由全てを一度総点検する事をお勧めします!!

 

 

1、アドレスの重心位置

2、右手のグリップ

3、スイング軌道

4、切り返しのグリップ圧

5、右足の蹴りと右膝

6、右腰プッシュ

7、手打ち型

8、遠心力の影響と違い

9、番手ごとのシャンク

10、前傾姿勢が深すぎる・浅すぎる

11、ボール位置が極端

12、打ち込みスイング意識

13、グローブ経年劣化

14、心理的シャンク

 

理論的には14個全部に対してチェックが済めばシャンクは出ません。

それでもコース上では出来たり出来なかったりの繰り返しなので、

出てしまった場合には焦らずに理由を考えてみて下さい。

 

それでもラウンド中に修正するのはプロであっても難しい事なので、

そこでスイングを大きく変えない勇気を持つ事が大切です。

 

それでも当たりは付けられるシャンク理由もありますから、

急傾斜などの状況・アプローチ・グリップ圧・アドレスの重心・アドレスの姿勢は、

すぐにでも見直せるチェック項目だと思います。

 

練習場ではこの画面をスクリーンショット(画面保存)でもして、

しっかりと正面からシャンクの理由と向き合ってチェックされてみて下さい^^

 

 

傾斜地の確認は練習場では難しいので、コースではしっかりと意識して、

そこでしかシャンクが出ないなら理由も明確なので対処も難しくありません。

 

 

その上でシャンク理由を考慮してもまだシャンクが出てしまう場合、

 

”認識のズレと錯覚”

 

を疑ってみて下さい!!

 

 

私も過去に一度あったくらいのシャンクなのですが、

一時期、短期間に体重が増減した時がありました。

 

体重が一気に増えたり一気に減ったりした場合に、

微妙にアドレスでの手元の位置が変わってしまうケースがあります。

 

具体的には胸に脂肪が増えて手元が前に出ていたり、

逆に痩せて胸の脂肪が減って手元が体に近くなったりすると、

スイング中のヘッド軌道が僅かにズレて打点が変わるわけです。

 

 

まぁケースとしては非常に珍しいので理由の中には含みませんでした^^

 

 

認識のズレと錯覚によるシャンクと対処法

それと、スイング軌道が変わって打点がズレてシャンクする場合、

遠心力の影響が増える事で起きると言うのはお伝えした通りですが、

他にも意識的なズレと錯覚によって起きるシャンクがあります。

 

 

シンプルに言うと、

”自分が思っているヘッドの軌道と実際の軌道がズレている”

場合ですね!!

 

自分ではボールの位置にフェースが当たるように思っていても、

実際はちょっと前方にズレているのですが、そこにズレと錯覚が起きているわけです。

 

 

脳が認識している軌道と実際の軌道が何かしらの理由で錯覚を起こし、

ズレが生じているのですが、これを特定するよりも認識のズレを一致させるほうが早く解決します。

 

 

ここでよくある方法はボールを2個置く(前述の通り)がポピュラーで、

←飛球線方向

◯(ボール)

◯(ボール)

とか、トゥ側に構えて打つ練習方法です。

 

けどこれでは認識のズレを一致させるには不十分なんですね。

 

なぜでしょう?

”身体(厳密には動かしているのは脳)が覚えているから”

 

一度やった動きと言うのは、基本的には脳の短期記憶に一時保存されます。

 

それと同じでシャンクの動きも一発打つと一時的に保存されるので、

反復性が高いと言われている理由です。

 

この一度認識された身体の動きをリセットさせるためには、

ちょっと極端にやらないとズレの幅が相殺されません。

 

ですから、ボールを並べて置くくらいの事ではズレの記憶は解消されないのです。

 

もっと思い切って、セットしたボールの遥か内側を空振りさせて、

自分が認識しているヘッドの軌道よりも内側を振る意識で何回かスイングして、

強引に身体と脳に動きを刷り込む必要があります。

 

『これくらい内側を振り抜く意識でボールを打つ』

と言うのを一時保存に上書きさせてようやく一致します。

 

多少荒療治にはなりますが、コースで突発的なシャンクが出た場合でも、

一時的な応急処置としては一番理に適っていると思っています。

 

 

まとめ

シャンクの根本的な原因は、

”打点が何かしらの理由で前方へズレる事”

シャンクの理由は色んなケースがあって他のミスヒット同様と考える。

 

 

シャンクの具体的な理由14選

1、アドレスの重心位置

2、右手のグリップ

3、スイング軌道

4、切り返しのグリップ圧

5、右足の蹴りと右膝

6、右腰プッシュ

7、手打ち型

8、遠心力の影響と違い

9、番手ごとのシャンク

10、前傾姿勢が深すぎる・浅すぎる

11、ボール位置が極端

12、打ち込みスイング意識

13、グローブ経年劣化

14、心理的シャンク

 

 

他にもスイング軌道の認識のズレと錯覚から起きる場合もあり、

大切なのはチェックして自分のシャンク理由を明確にして真正面から解決に取り組む。

 

シャンクは決して不治ではありませんし、必要以上に怖がる必要もありません!!

 

様々なミスヒットと同じように起きてしまうありきたりなミスヒットです。

反復性があるのも脳が動きを一時保存すると言う原理が分かってしまえば対処も可能です。

 

 

それと最後にベストシャンカーである私からお伝えしたいのは、

『シャンクを乗り越えた時こそスイングが急成長する。』

と言う持論があります^^

 

シャンクのたびに嫌な思いや苦しい目に会ったのは確かですが、

逆に言えば14の理由の分だけスイングが整って行くのとイコールになります。

 

つまり、シャンクの理由を潰せば潰すほど、

”スイング動作が全部良くなる”と言うわけですね!!

 

 

シャンク=スイングを良くするチャンスだと捉えて前向きに取り組んで行きましょう^^

 

 

そんな地獄シャンカーだった私が数々の困難を乗り越えて、

今では”目からウロコの連続”とまで言われたゴルフ上達の全てを詰め込んだ企画

 

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