グリップを緩く柔らかく握る時の注意点
たま吉です^^
『グリップは握りしめない』
鉄則ですね。
これは個人個人の表現の違いがあり過ぎて、
誰も正解を知らない代表的な事です。
私自身はある種の基準はありますが、
それも私だけの感覚での話しですからね。
ただグリップをしっかり握るにしても、
ゆるゆるで握るにしても注意点があります。
逆に言えばしっかり握れば自然に出来るけど、
ゆるゆるで握ると注意しないといけない事です。
今回はそんなグリップと身体全体に影響するお話しです。
短めですが大事な事なので、
ご自分に当てはめながら見て下さい^^
グリッププレッシャーと身体全体の力感の影響
意識しないと人は必ずと言って良いほど、
手の力に身体全体が影響されてしまいます。
どう言う事かと言うと、
手を握り締めると身体全体に力が入ります。
これはよく言われる事ですね。
『だからゴルフはゆるくグリップするんだ。』
そうです。その通りです。
けど逆の事ってあまり言われないはず。
強く握れば身体に力が入るのであれば、
逆にゆるく握れば身体から力が抜ける。
大切なのはここから。
身体に余計な力感が無い事はゴルフのセオリーですが、
必要な部分までも力が抜けてしまうと言う事。
本来なら力が入っていなければならない部分まで、
グリプをゆるく握ると力が抜けてしまうと言う訳です。
特に両脇。
グリップを握ってから一度正面に持ち上げ、
胸に乗せるようにするのが正しい脇の締め方です。
決して横から強く挟むのではありません。
で、グリップをゆるめると必ず、
両脇の締まりも緩んでしまいます。
両脇が緩むと言う事は、
スイングプレーンからも外れてしまい、
手打ちを誘発する可能性が高くなります。
そして両脇の締まりをキープするには、
腹筋を使う必要があります。
これはやってもらえれば分かると思います^^
そうです。
つまりグリップはゆるく握るけれど、
両脇は締まった状態をキープする。
両脇を締まった状態でキープすると、
自然と腹筋にも力が入るようになり、
クラブを手で上げる事にはならない。
となります。
これはビジネスゾーン(腰から腰のスイング幅)で、
バックスイング側からフォロー側にかけて、
必ずこの状態をキープするとショットが安定します。
フルスイングの場合は自然と離れますが、
腰から腰の高さのゾーンではこの位置に収まります。
これが大切なんですね。
そしてその位置関係をキープする為には、
両脇の締まりをキープしなければなりません。
逆に両脇さえしっかりと締まっていれば、
バックスイングでは右肘が支点となり右脇が締まり、
ダウンスイングからは左脇が締まっていきます。
この時点でしっかりとビジネスゾーンの、
スイング軌道に乗っていますから、
ボールをクリーンに打つ事が出来るようになります。
ですがもしグリップを強く握っていると、
例え身体を使ってテークバックしても、
両脇がしっかりと締まった状態だったとしても、
ミスショットの可能性が高くなります。
強く握ると言う事はそれだけ身体に余計な力が入り、
両脇や腹筋以外の腕も力んでしまうので、
ヘッドスピードも落ちるし軌道も外れてしまいます。
ですのでグリップはあくまで緩く握って、
両脇をしっかり締めた状態をキープする。
これが1セットだと思っています^^
後はテークバックで左肩を始動させれば、
自然と一体となったテークバックになるので、
あまり深く考える必要もなくプレーンに乗る。
と言う訳です。
私はこの感覚を掴んでからようやく、
のびのび気持ちの良いスイングが、
自然と出来るようになりました^^
ヘッドは走るしボールは真っ直ぐ飛ぶし、
ミート率も格段に上がりましたからね。
コースで打てない理由も同じだったと思います。
とにかくこれだけを意識して練習しながら、
コースでは特に意識したポイントです。
スイングが始まってしまったら何も出来ないので、
始まる前の準備がとても大切だと痛感しました。
是非参考になさってみて下さいね^^
たま吉
何かあればいつでもお気軽にお声掛け下さい^^
NSAナチュラルスイングアカデミー