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無料メール講座:15のエラー動作チェックツール
たま吉です^^
『前よりも絶対スイングは良くなってるはずなのに、、、スコアがそんなに変わらない。』
ゴルフではよく聞く話しですね!!
スコアで言えば、120以上だった時から110台、100台くらいのあたりでしょうか。
『もう少しスイングが良くなって打てるようになれば100が切れるのに。』
そう考えるケースも多いのではないかと思います。
もちろんスイングの精度が向上したら大ダフリやチョロ、スライスOB、引っ掛けOBが無くなり、
その分の打数は確実に少なくなるのは間違いありません。
ですが、もっと根本的にスイングについて考え方を変えたら、
さらにスコアが良くなることについては、あまり言及されていないのです。。。
ではその根本的なスイングの考え方とは一体何か?
掘り下げてお伝えしますね^^
スイングが良くなればスコアも比例して良くなる?
『スイングが良くなればスコアも比例して良くなるか?』
答えはYasでありNoでもあります。
確かにスイング改善によってスコアを伸ばせる余地がまだまだ残ってる可能性は高いです。
大ダフリ
チョロ
大スライス
引っ掛け
シャンク
初心者の頃やスコアが120以上の段階では最優先はスイングの向上で正しいです。
しかし、そこから練習を重ねて知識を深めて行くと、
110台や100台になって行きます。
で、問題はここから。
『いつまでも100切りが遠い。。。』
なんて状況が続いているゴルファーが多いわけです。
この段階だと、1ラウンドでミスはする物の、
初心者の頃や120以上の時に比べたら遥かにミスも減り、
打てているショットだって確実に増えているはずですよね^^
”100が切れそうで切れない、、、”
そんな悔しいラウンドを何度も経験してるケースも少なくありません。
理由はもちろん複数存在します。
以前に記事にしましたコチラ
他にも、結果的にミスになっているケースもあります。
思い当たるフシがあるケースも多いかと思いますが、
上手く打てたのに、距離が合わずに手前のバンカーとか、
上手く打てたのに、木の目の前に行ってしまったとか、
思いのほか飛んでしまって突き抜けてラフや最悪OB。
これは決してスイングが原因でのミスではありません。
つまり、スイングやショット自体は良いにも関わらず、
”結果的なミスショット”になっているケースがコースでは起こります。
このように、一口にミスと言っても色んなケースのミスがあるわけですから、
一概にスイングが良ければスコアも比例的に良くなるとは言えないのです。
勘違いしないで欲しいのは、
”スイングの精度=状況に応じた最適な手段のスイング”
です。
単に打ち方が綺麗だとか、どんな状況でフルショットする事ではありません。
その意味で、スイングの精度=状況に応じたショットスキルの認識であれば、
”スイングの精度=スコア”と言っても良いですね^^
それで今回のテーマに繋がっているわけですが、
”そもそも、スイングの精度とかスイングレベルって何?”
と言うお話です。
スイングの精度とかスイングレベルって何!?
実は日本のゴルフスイングに対する考え方と、
アメリカやヨーロッパのスイングに対する考え方が、
全く違っているのをご存知でしょうか。
『もっと上手くなりたい!!』
『もっとスイングを安定させたい!!』
『もっと良いスイングを身に付けたい!!』
その結果が、
『スイングが良くなれば、、、』
『スイングが安定しさえすれば、、、』
『いつでも打てるスイングが身に付けば、、、』
と言う発想ですね!
とにもかくにも、スイング至上主義と言いますか、
スイングの良し悪しが絶対基準のようになってしまっているわけです。
まぁ雑誌にしてもメディアにしても書籍も教材も全て、
”スイングありき”でしか取り上げていませんからね^^;
それが悪いとはもちろん言いませんが、
やっぱりビジネスである以上は仕方が無いのかなと思います。
誰だってプロゴルファーのような美スイングに憧れますし、
飛距離やアイアンのキレ、アプローチなどを見たら自分もなりたいわけです^^
ゴルファーがそれを望んでいる以上は、
各種媒体が形にして届けるのは極々当たり前の流れですから。
でも先ほども言いましたように、
いくらスイングの形だけが綺麗になろうとも、
ゴルフはそれだけでスコアが良くなるには限界があります。
そしたらここでちょっと、
アメリカやヨーロッパでのスイングの考え方について話しを戻しますね!
日本ではとにかく、ゴルフはスイングありきだと言いましたが、
アメリカや欧米ではちょっと毛色が違います。
”目的に対する最適な手段=必要なスイング”
簡単に言うとこうです。
例えば、ティーショットを右に曲げてしまって、つま先上がり傾斜のライ。
もちろんラフにも掛かっています。
残りは距離はそんなになくて120ydです。
この場合にどうしますか?
とにかくグリーンまで届くクラブ(9番・ピッチング)を持って打つ。
多少は傾斜地の事を想定するとは思いますが、上手く打てる事を考えて、
あとは良いスイングさえ出来れば、、、
これが大半のパターンではないでしょうか。
それがアメリカやヨーロッパのゴルフではこう考えます。
残り120ydのつま先上がり傾斜のラフ。
”どのクラブでどんなスイング(ショット)が一番確率が高いか?”
つまり、
『スイングやショットはあくまで手段』
だと言うわけです。
つま先上がりであれば、ショートアイアンなら左に引っ掛けやすく、
さらにラフの状況次第ではフライヤーも考慮しなければなりません。
そんな状況下において、どのクラブでどんなスイングやショットをするのが、
最も効率的に且つ安全にグリーンを捉える事が出来るか?
決して、”スイングありき”では考えていない。
と言うことです。
要するに、
”プロセス(過程)の為のスイングありきで考えるか?”
”リザルト(結果)の為のスイングがどうあるべきかで考えるか?”
この違いが明らかに存在しています。
つまりスイングと言う考え方が、
結果を求める手段であるかどうかの違いってわけですね!!
日本はスイングの過程=結果と考えていて、
アメリカやヨーロッパでは、結果に対して手段としてのスイングがあると言う思考です。
だからこそ非常にスイングに対する考え方もシンプルで合理的ですし、
データ分析が盛んなので、技術の進化が遥か先を行っているわけですね。
得たい最高の結果の為にスイングがどうあるべきか?
これがスタンダードなんです^^
対して日本的な考え方は、
スイングが良くなれば結果も良くなる!!と言う思考です。
スイングが良くなった所で、結果が打ってみなければ分からない状況なら、
いくら素晴らしく綺麗なスイングで打てたとしても確率としては不確かですからね!
スイングがいくら良くても結果は不確定未来なわけで、
そこは決してイコールにはなりませんよね^^
スイングがいくら良くても結果は不確定要素が強い。
ただ上手く打てることだけが目的ならそれも良いのですが、
ゴルフはスコアを求めたり競い合う競技なわけで^^;
であれば、
いかに高確率に狙った位置にボールを打てるか?が、
本来求められるべき結果です!!
その結果に対してベストなスイングやショット、クラブ選択や状況判断があって、
初めてスイングスキルと言うのは最大限の効果を発揮してくれます。
さっきの例えではありませんが、
残り120ydのつま先上がりでラフに掛かるライ。
ピン位置やバンカーの配置、グリーンの形状にもよりますが、
明らかに打てる状況が難しいわけですから、無理に狙ったりはしません。
安全にグリーンセンターがセオリーになるわけですが、
じゃあセンター狙いとした場合、どんなスイングがベストなのか?
この時に必要となるスイングやショットこそが、
本当の意味でのスイング精度なわけですね!!
傾斜角度にもよりますが、ピッチングだとつま先上がりではアップライトになって、
左にかなり巻き込んで飛び出しやすくなるので、グリーン右端狙いにしたり、
傾斜がキツければ、もっと番手を上げて短く握って低く打ち出してランを使うとか、
その場に合わせたクラブ選択とスイング(ショット)が必要なわけです。
まとめ
まとめますと、とにかく練習場で上手く打てることやスイングの形だけになってしまうと、
スコアは頭打ちになってしまっているケースが多くある!!と言うことですね^^
もちろん最初はスイングのベースを作って形にしなければならないので、
まずは自分のスイングをある程度の段階まで構築するのが最優先です。
しかしながら、そこから先の100切りや80台のスコアを目指す段階では、
スイングに対しての根本的な考え方を変える必要があるわけですね!!
”スイング至上主義”からいち早く脱出して、
”スコアの為の手段のスイングやショット”
と言う考え方を身に付けて下さい^^
スイングやショットの精度=状況に応じた最適な手段であり状況判断
決してスイングが先ではありません。
求める最高の結果に対しての手段が必要なスイングでありショットです!!
ですから、いつもの練習もただ打てた打てなかったを繰り返すのでは無く、
”狙った場所に打てるような練習”
”傾斜地でも打てるような練習”
”スイングをコントロールする練習”
コースで打つ為、状況に対応する為の練習をして欲しいと思います^^
これはたま吉クエストやTQCマスターズクラブでもいつも言ってる事ですからね!!
では。
たま吉
何かあればいつでもお気軽にお声掛け下さい^^
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