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無料メール講座:15のエラー動作チェックツール
たま吉です^^
本日2018年12月17日と言う事で平成最後となる年末に向けて、
来年の準備をまた色々と仕込んでおります^^
手打ちって何!?
さて、最近私が運営しているオーダーメイド型のトータルゴルフコンサルのコミュニティで、
手打ちとは何か?と言う内容で色々と談義してました。
よく言われますよね?
”今のは手打ちになった”
”手打ちになってたよ”
”手で打ちに行ってるね”
などなど。
ネットで検索すれば手打ちだけで相当数ヒットします。
手打ちと言われると、ゴルフでは悪い代表のように使われますが、
そもそも手打ちって言われて、具体的に何を指して言っているのか、
きちんと説明されている事ってありません。
特に練習場やコースでゴルフ仲間から手打ちと言われて、
肝心の指摘した本人が分かっていない場合が多いです。
ですからそんな指摘は個人的にスルーしても良いと思っています。
何が手打ちで、なぜ手打ちがミスになっているのか?
ここが説明されなければ、その指摘には何の根拠もありませんからね!!
ただ単に手打ちになっているからミスになると思っていては、
何の解決にも改善にも繋がりませんから^^
コミュニティのメンバーさんの中にも、
よく同伴者から手打ちになっていると言われたりして、
その都度疑問に思っていたそうです。
”手打ちって何!?”
みたいな。
そうなんです。
手打ち手打ちと言われても、結局手打ちって何なのか?
ここが分からないままだと、言われたところでどうしようもありません。
けどそこについては誰も何も言ってくれない。
親切心かも知れませんが、アドバイスとしては無責任と思ってしまいます。。。
コミュニティ内でも、
”手打ちになってしまってミスになった”
”手で打ちに行っている”
と表現されるのをよく見かけます。
こういった事が何度かありましたので、これは良い機会だと思い、
改めて手打ちとは何なのか?をテーマにメンバー皆さんと掘り下げたわけです。
そうすると実はあんまり深く考えずに手打ちと言う表現を、
何となく使っている事が多いと言うケースが結構ありました。
けど実際そうだと思います。
調べてもイマイチ分かりづらいような感じですからね。
そして更に掘り下げて、誰でも分かるような結論を出したかったわけです。
一部メンバーさんのご意見を転載しますね。
全くその通りだと思います^^
おそらくイメージとしては、
”手打ち=手を使ってスイングしている”
と言う認識が一般的なんだと思います。
手打ちって言われたらそう思いますよね!!
そもそも紛らわしいんですよ。言い方が。。。
だから
”手打ち=手を使う”
”手打ちはダメ=手を使うとダメ”
みたいな構図が出来上がってしまったのかなと。
だからコミュニティのメンバーさんも混乱している人が多くて、
言葉だけが意味を持たずに頻繁に出てしまうのはマズイなと思い、
意見を広くお聞きして、その上でコンテンツ化したわけです。
前置きが長くなってしまいましたので結論を言います!!
手打ち=手を使う
ではありません!!
手は絶対に使います。
重さのある物体を重力に反して持ち上げる以上、
手の力を全く使わないなんて事はあり得ません。
物理の法則を無視してます。
と言うか、全く手を使わない状態ではクラブすら持てません。
”物体”を掴んで持っている以上、手の力をゼロにして動かす事など、
自然法則すら覆してしまう事になります。
手の力を使わずに物体を動かすには、
1、手以外の体のどこかで力を加える
2、超能力
この2つしかありませんからね。
でもゴルフはクラブを手に持っているわけですから、
絶対に手の力を加えない限り、クラブと言う物体を動かすことは出来ないのです。
ですから、手を使う=手打ち。と言う定義は完全に間違いです。
じゃあ、手打ちって一体何なのか?と言うスタートに、
逆戻りしてしまいますよね?
手打ちって・・・
そもそもですが、ゴルフと言うのは狙った場所に狙い通りに運べたら良いので、
打ち方に良い悪いも基本的に無いと考えています。
極端な話し、どんなにスイングが良くても、OBになればミスなわけで。。。
上がってナンボと言われるゴルフですが、スコアと言う絶対基準がありますから、
良いか悪いかの判断基準はあくまでスコアが絶対の基準です。
そこに付随してスイングの形だったり飛距離だったり方向性だったり、
人格だったりが付いているわけです。
ですから、仮に手の力だけでスイングしても、狙った位置に狙って打てて、
スコアが良ければ成立してしまうのです(人格も良ければ尚良し)。
スイングの良し悪しなんて人によりますし、気にするポイントではありません。
もちろんスイングの恰好良さも基準に入る場合もありますし、
憧れの対象にはなりやすいですけど^^;
それでも最近では個性的なスイングで一躍ヒーローになったプロもいますし、
よくよく見たら個性的なスイングなんて、ひと昔は全員そうでしたよ(笑)
今でこそマニュアル的なスイングが多くなってしまいましたが、
そもそもゴルフスイングは一人一人の創意工夫や発見や気付きから進化しています。
ですからスイングのゴールは個性的になるのが普通なんです。
つまり、辿り着く先は必ずしも同じでは無いのです。
ですので、手打ちが良いか悪いかと言うこと自体、
全く意味が無いと言うわけですね!!
ただスイングに効率や合理性を求めて行くと、
ある程度は行き着く先は同じになります。
なるべくなら遠くまで飛ばしたい。
もっと簡単に正確に狙った位置に打ちたい。
こうなるとやはりスイング論と言うのは一定数必要です。
その上で手打ちが何かを考えてこその手打ち議論であり定義だと思います。
効率的で合理的なスイングを求めるのであれば、
手打ちの定義や意味を言う事は可能です。
そこで私がコミュニティのメンバーさんにお伝えしたコンテンツは、
効率的で合理的なスイング作りの為の手打ちについてですね^^
ここから先はあくまで私の個人的な手打ちに対する考え方なので、
良い悪いと言う視点で見るのはちょっと違いますのでご了承下さい^^;
一般的な考え方や観点では無いと思いますので(笑)
手打ちの正体
大きく分けて手打ちかどうか?
そしてそこから繋がるミスが何か?
これらをお伝えしたいと思います^^
1、手の使い方
2、手の使用量
まずですが、
”手”
と一言にまとめられますが、手ってどこ?ってなりませんか?
グーグルで”手”と検索すると、
人体の、肩から先にある部分。
とあります。
つまり腕とも言えるわけですよね?
なので手打ちと言うのはまずは、
”手(腕)”
だと認識して頂ければ良いと思います。
で、1、手(腕)の使い方。
どう使うか?ですね!!
以外とスイング中の手(腕)の動きって曖昧だと感じませんか?
どう動かせば良いのか?
テークバックでどう動かせば良いの?
どんな動きをしているの?
クラブを手(腕)を使って動かす以上は、
動かし方や動き方が曖昧ではテークバックの軌道が毎回変わってしまいます。
テークバックが毎回変われば、一連のスイング動作も変わりやすくなります。
そうなれば毎回違う動きになりやすく、打てたり打てなかったり、
曲がったり曲がらなかったり、飛んだり飛ばなかったりします。
もちろん他にも要素がありますが、間違いなく要素の一つです。
なのでまずはテークバックでの手の使い方や動かし方、動き方をある程度一定にして、
スイングをスタートさせるのは非常に大事になるわけですね^^
では手(腕)の使い方が何なのか?
中井学プロはヒンジコックとアームローテーション仰っています。
芹澤プロはアームローテーションと仰っています。
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode
4:20秒くらいから
(この動画シリーズ最近お気に入りです(笑))
私の場合はそれプラスで、ダウンからのフィニッシュまでも含めて、
アームローテーションが入る事を手(腕)の使い方として一括りにして考えています。
要は手(腕)の、特に肘から先(下)の前腕部の内旋外旋による旋回運動。
これがスイングでの手の使い方そのものです。
割と間違いやすいテークバックの動きとして、
手元をそのまま動かしている場合が多いのですが、
これだとローテーションが入らない事が多いので、
テークバックに違和感を持つことに繋がりやすいです。
ローテーションせずにそのまま真っ直ぐ引いてしまう。
ローテーションせずに手元をインに引っ張り込んでしまう。
一度お試し頂ければすぐに体感出来ると思いますが、
アドレスでの手元の位置を引いたりしないで、
左腕前腕(肘から下)を内側に回す(内旋)するか、
右手首を右手甲側に曲げる(ヒンジコック)を入れると、
シャフトがつま先ラインと平行になるのが分かるはずです。
あとはそのまま体(私はボディ部と呼んでいます)を、
スイングに必要な動きを入れてあげるだけです。
これはまた別でご紹介出来ればなと思います^^
で、テークバックでアームローテーションが入ると言う事は、
フェースはやや開きながらバックスイングすることになりますから、
ダウンスイングからフィニッシュにかけては逆に閉じる運動が発生します。
これも自然現象なので、良い悪いでは無く、ただの現象です。
ただテークバックやバックスイングと違うのは、
ダウンスイングは重力と遠心力と言う外部エネルギーが発生する点ですね。
ここで2、手(腕)の使用量と言う話しに繋がります。
簡単に言えば、手(腕)の力を使い過ぎていたり、
逆に使わな過ぎたりしていると言うことですね^^
使い過ぎによる弊害は言わずもがなだと思いますが、
使い過ぎて手からクラブを振り下ろしてしまうと、
右肩が前に出やすいのでダフリや右に真っ直ぐ飛ぶ事に繋がります。
それだけでは無く、強く振り下ろしてしまうとローテーションしなくなるので、
フェース面が変わらずに開いたままインパクトしてカットに入ったりして、
スライスにもなり得ます。
更に上半身が左側にスライド(突っ込み)してしまう為に、
スイング軌道がズレてスライスになったり左にそのまま飛んだり、
逆球にも繋がってしまう結果になりやすいです。
その逆に手(腕)の力を使わな過ぎると、
そもそもローテーションしないとか足りないわけなので、
これもスライスしたり擦り球になったり、ボールにエネルギーが伝わらず、
飛距離不足を招いてしまいます。
なので手(腕)の力と言うのは適度に必要になるわけですね^^
人によっては右手を使ったほうが上手く打てる場合もありますし、
逆にそれだと手(腕)の使用量が多過ぎてしまう場合もあります。
だから左手主導が良いと言われたり、逆に右手で打つほうが良いと言われたりと、
逆の教えが生まれると言うわけです。
これは個人差の問題なので、どちらが良い悪いでは無くて、
自分がどんな意識で手の力感と使い方をすると上手く打てるのかで、
判断するのがベストですね!!
ちなみに私の場合は、右手が強いとミスがやはり多いので、
左手以上に使ってしまわないような力感を意識しています。
ベースは左手の前腕部の内旋だけでテークバックを始動させて、
そこからは関節の働きを利用して自動的にバックスイングする要領です^^
切り返しからダウン、フィニッシュまではまた動きがありますが、
一瞬の動作で意識的に出来る事がそもそもありませんし、
重力や遠心力が働いていますから、むしろ何もせずに運動に任せています。
重力や遠心力に自分の力も加えてしまうと、それだけで過剰なので、
なるべく過剰分を出さないようにしています。
と言う事で手打ちと言うのは決して良い悪いの話しでは無く、
スイングの効率や合理性を追求する上で使い方や使用量が大きく関係している。
と言うわけです^^
1、手(腕)の使い方や動き方・動かし方
=ヒンジコックでありアームローテーション
2、手(腕)の使用量
=使い過ぎ・使わな過ぎによる弊害
この2点をしっかりと抑えて頂ければ、テークバックが安定しますし、
様々な違和感を感じている部分が大きくスイング理解の前進に繋がるかと思います^^
コミュニティのメンバーさんからも早速反応が頂けて良かったです!!
こうした事を言われて本当に良いメンバーさんばかりだなぁと嬉しいですね^^
疑問や質問などありましたら、以下のたま吉クエスト:ゼロ講座より、
随時お答えしていますので、お手数ですがそちらから頂けますと幸いです!!
何かあればいつでもお気軽にお声掛け下さい^^
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