15のエラー動作チェックツール

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たま吉です。

 

いつの時代も賛否両論あるのがゴルフの歴史とも言えるのですが、ハンドファーストやダウンブローも同じことが起きているなぁと。

 

今こうしてご覧になっていると言うことは、ハンドファーストを身に付けたいとかダウンブローで打ちたいとか、どうやったら打てるのか?が知りたいのだと思います。

 

それを掘り下げて行くわけですが、そもそも何のためにハンドファーストにする必要があるのか?ダウンブローにするのか?

 

ここだけはしっかりと理解しておいたほうが良いと思っています。

 

『早くハンドファーストで打つ方法を知りたい。ダウンブローでインパクトするやり方が知りたい。』のは重々承知の上ですが、少しばかりお付き合い下さい。

 

 

ハンドファーストがすべて正解とは限らない?

 

ゴルフって突き詰めて言えば、”狙った場所へボールを打って狙ったポイントにボールが止める事”がショットの最大の目的なわけですよね?

 

もっと言うと、”最少打数でカップインさせ続ける事(スコア)”がゴルフという競技の基準です。

 

 

つまり、最少打数でカップインさせる事を目的として18ホールが終わった時に、よりスコアが少ないようにするのがゴルフの最大の目的なわけですね。

 

そのために毎ショット狙った位置にボールを運んで止める必要があるわけです。

 

ショットはそのための手段の一つでしかありません。

 

ですから極論すると、狙った位置にボールを運べればハンドファーストやダウンブローじゃなくても良いし、むしろそうじゃないほうが良い場合もあります。

 

ゴルフはいつも真っ平らな人口マットの上から打つわけではなく、むしろ傾斜があって当たり前でプレッシャーもあるし毎回距離も違えば風も変わりライ(ボールの状況)も毎回違います。

 

そして可能な限り効率的に狙った位置にボールを運んで止めたいわけですから、そうなるとハンドファーストが適しているケースもあれば違うケースもあります。

 

まずハンドファーストで打てたらインパクトでロフトが立っているから距離が出てボールに圧をかけられるので風に影響されにくい強いボールになります。

 

加えてクラブの構造上、ロフトが立てばスピン量が減りますから前に進む推進力が効率良く得られます。

 

逆にハンドレイトにインパクトしたらロフトが寝てるのでスピン量が増えて高く上がるだけで前には進まないわけです。

 

 

例えばドライバーが一番ロフトが少ないのでスピン量も少なく遠くまで飛ばせますし、ウェッジはロフトが多い分スピン量が増えてボールは高く上がりますよね?それと同じですね。

 

 

もっと言うとハンドファーストで打てるとロフトが立っている分だけ飛びますから、短いクラブで打てるメリットがあります。

 

ゴルフは単純にクラブが長くなれば当てる難易度も上がるので、短いクラブで長いクラブと同等の距離が打てれば有利ですよね?

 

仮に5番アイアンの距離を7番で打てたら絶対に有利なわけです。

 

これは簡単にイメージ出来るかと思います。

 

 

ただハンドファーストがデメリットになる状況もあると言うのは、同時に知っておいて欲しい部分でもあるのです。

 

グリーンを狙って打つ場合に、ピン手前で落とし所のスペースが少ない場合、特にグリーン周りのアプローチなんかだとハンドファーストで打つと寄りません。

 

先ほど言いましたように、コックのタメがありロフトが立って打つのでどうしてもボールが強く出ます。

 

耳にしたことがあるかと思いますが、”強くヘッドが入り過ぎた”場合にピンオーバーしやすいのがハンドファーストの打ち方です。

 

ピン手前で落とし所のスペースが無い状況ならフワッと上げてランが出ないのがベストですが、これはむしろ逆の打ち方が必要になります。

 

 

ですから、常にハンドファーストが正解と言うのは間違いであり、あくまでショットの種類の一つと考えて頂けたらと思います。

 

とは言え、ショットの基本であることに間違いありませんから、今の前提を踏まえた上で参考にされてみて下さい^^

 

 

ハンドファーストとダウンブローの誤解

まずハンドファーストの誤解から説明します。

 

まぁこれが答えだと私は考えている部分ですね。

 

 

『ハンドファーストに”する”のではなく、”なる”もの。』

 

 

そうなんです。

 

どうしてもハンドファーストにしようしようとし過ぎて腕を使って手元を飛球線方向に押し出してしまうエラーがやっぱり多いですよね。

 

腕を使って手元を前に出してしまうと、フェースターンが全く発生せずに開いた状態で当たるので右にしか飛ばない擦り球になるだけですし、最悪シャンクにしかなりません。

 

これは大体の場合、自分でハンドファーストを作ろうとして起きています。

 

私はゴルフスイングを自発的にどうこうすると言うのはそれだけ複雑化してしまうと考えていますから、なるべくしてなるのがベストだし結果が良ければ形にはそこまでこだわりません。

 

 

ハンドファーストも結果的になるのがベストであって、自分から意識的に作りに行くのは間違っていると思っています。

 

 

ゴルフはいかに平均点を上げて18ホールをキープし続けるかがスコアの鍵になるので、意識的にやる動作が多ければ再現性が下がって平均点を下げてしまう事に繋がってしまうからです。

 

ですからハンドファーストも、”作る動作→結果的にそうなる動作”にまずは意識の部分からシフトチェンジして欲しいと思います。

 

 

では続いてダウンブローの誤解ですね。

 

ダウンブローの誤解

これも多いと思います。

 

ダウンブロー=上から打ち込む

 

本来は、

 

ダウンブロー=最下点手前でインパクト

 

つまり、”下降軌道”でインパクトするのがダウンブローであって、上から鋭角に打ち込むわけでは決してありません。

 

 

しかも今の打ち方は入射角を緩やかにするほうが方向性が安定するのが分かっているので、昔のような上からズドンと打ち込む打ち方はしていません。

 

それとドライバーはティーアップしているのでアッパーブロー(上昇軌道)でインパクトが可能ですが、地面にボールがある場合は物理的にアッパーブローは不可能ですよね?

 

なのでアイアンはダウンブローで打つと言う話になったわけですが、紆余曲折あったり曲解があったりして勘違いを生んでしまったと言うことですね。

 

 

 

スイング中の右手の役割

右手の使い方とか役割についても色んな解釈がありますね。

 

アプローチの方向性は右手でやったほうが簡単。

右手はパワーの源であり出力。

右利きが多いから右手でスイングするのが理に適っている。

 

 

逆にスイングは左手リードが鉄則とか左手が主体だと言う主張。

 

 

結局はどれも本人の感覚的にそれで上手く打てている以上は間違いとは思いませんが、どれが正解とかでは無くてどれが自分に合っているか?です。

 

 

右手を積極的に使うイメージで上手く打てるならそれで良いですし、アプローチだけは右手イメージが良いって場合もあるので人それぞれで良いと思っています。

 

 

ただ一つ言えるのは、方向性を出すにしてもパワーを生むにしても右肘を体の近くに通す必要があると言う事です。

 

右肘を体から離れた状態で強く叩こうとしてもあんまり力は出せませんが、右肘を体に近い状態でなら強く叩けますよね?

 

そして右肘が体から離れたら当てるのも難しいですが、近ければ当てやすいのは直感的にイメージしやすいかと思います。

 

 

ですのでスイング中の右手の役割は、方向性もパワーも得るには必要な動きがあると言うわけです。

 

 

とは言え過剰に右手が主体になったり左手よりも強くなってしまうとミスになる確率がやっぱり高いのは確かです。

 

右手で振り過ぎてしまうと、クラブに引っ張られる力(遠心力)よりも引っ張る力(向心力・求心力)の方が強くなって上手くクラブが左に振り抜けないで体の回転が止まるからですね。

 

代表的な例だと明治の大砲とかフォローで左肘が外側に抜ける左肘引けのチキンスイングになってしまいます。

 

 

これは右手で振り過ぎた結果、クラブの遠心力で引っ張られて体が最後まで回転しきらずに残ってしまうから起きる現象です。

 

 

右手(腕)は使います。使いますが使い過ぎは禁物で、左右の適度なバランスを見つける必要があるのは間違いありません。

 

特に右手のグリッププレッシャーが左手よりも強くならないように意識するようにして下さい。

 

何割の力感が良いのかは個人によって変わりますが、少なくとも左手より右手のグリッププレッシャーが強くならないようにはすべきなのは確かです。

 

 

『右手(腕)は使うけど使い過ぎない。』

これがハンドファーストを作る上で重要な要素なので覚えておいて欲しいと思います。

 

 

アプローチでハンドファーストにする理由

結論から先に言いますと、ボールをクリーンに捉えてランが使える一般的にオーソドックスな打ち方で寄せやすいのが理由です。

 

仮にラフに入っていたら、ボールの手前に芝があって邪魔なのでハンドファーストに構えている分、ボールをクリーンに打てるメリットがあります。

 

他にもディボット跡やベアグランドなどの裸地だったりフェアウェイバンカーから打つ場合にはボールを綺麗に当てる必要があるのでハンドファーストに構えるのが基本になります。

 

そんな難しいライからでも打てるわけですから、フェアウェイから打つのであればもっと簡単に打てますよね?

 

他にも俗に言うピッチ&ランになるので距離感が合わせやすいとも言えます。

 

 

ですが、フェアウェイからだとハンドファーストはミスのリスクが割と高くなります。

 

”ザックリ”ですね。

 

ハンドファーストに構えると言う事は、少なからず鋭角にヘッドが降りるのでアウトサイドイン軌道になるとリーディングエッジ(刃)が刺さってしまいます。

 

ラフの場合でも同じでザックリしなくても下を潜ってだるま落としになりやすいのもハンドファーストで構えるデメリットがあります。

 

ではどうするのが良いかと言いますと、ハンドファーストには構えずにボールはセンターで手元はハンドジャスト(ボールの真上)くらいにします。

 

この方が実はミスの確率は格段に下がります。

 

フェアウェイからでも”ハンドジャスト”の場合では、仮に手前からヘッドが着地しても地面に当たるのはバンス(ヘッド裏のポッコリしてる部分)ですから刺さって全く飛ばないザックリにはなりません。

 

ややトップしてしまいますが、グリーンから溢れるくらい強く打たない限りはグリーンに残ってくれる可能性は高いです。

 

ラフや裸地、バンカーでも同様にバンスが先に地面に接地してくれるので、ヘッドが跳ねることはあっても全く前に飛ばないミスは避けられますから場合によってはグリーンに乗ってくれます。

 

 

ハンドジャストに構えてバンスが先に接地してしまったら距離が落ちるんじゃないか?と思われるかも知れません。

 

その疑問ももっともなのですが、実はトータル距離ってそこまで変わりません。

 

キャリーは落ちますが、手前から接地している分スピン量が減るのでランが伸びますから、結果としてトータル距離は変わらないわけですね。

 

 

と言うわけで、アプローチの基本はハンドファーストと言うのが一般的ですが実はハンドジャストに構えるくらいが一番リスクが少ない打ち方になります。

 

ちなみにアメリカなどのいわゆる洋芝と呼ばれるティフトン芝だとボールが沈みやすいので、ハンドファーストに構えて打つとリーディングエッジがボールの赤道の下に入れるスペースが極端に狭いためトップしやすいですから、ボールセンターでハンドジャストに構えるのがセオリーだったりします。

 

 

5番アイアンやドライバーもハンドファーストが良いの?

これも結構聞かれます。

 

結論としては地面にあるボールを打つ場合はどの番手でも一緒です。

 

5番アイアンでもウェッジでもFWやUTでも同じです。

 

ハンドファーストでダウンブロー(下降軌道)のタイミングでインパクトするのが最も効率的なのは最初にお伝えした通りです。

 

加えて地面にあるボールをアッパーブローで打つのは物理的に不可能ですよね?

 

そうなるとじゃあティーアップしているドライバーはどうなの?と思いますよね。

 

 

これは一概に正解はありません。

 

 

例えばドライバーはロフトが立っているクラブなのでハンドファーストにインパクトすると、もっとロフトが立つわけですからボールが上がりません。

 

アッパーブローで打つにしても入射角とロフト角のバランス次第ではドロップする可能性もありますから何とも言えないのは確かです。

 

例えばデータで見ると、女子プロはハンドファーストでのインパクトは少数派でハンドジャストかハンドレイト気味にインパクトしています。

 

これが男子プロになると、ドライバーでもほとんどがハンドファーストのインパクトになります。

 

となると一つだけ言えるのは、ヘッドスピードがあってパワーもあればハンドファーストにすることで飛距離が伸びて強い弾道が打てると言うわけですが、ヘッドスピードがそこまで無い場合はロフトが立ち過ぎて逆に飛ばないと言えます。

 

男子プロがハンドファーストでインパクトするのは、ヘッドスピードがあってハンドジャストでインパクトするとボールが上がり過ぎてしまうからです。

 

飛距離は、ボール初速(ヘッドスピード×ミート率)・打ち出し角度・スピン量の3つの要素で決まりますから、ハンドファーストのインパクトが良いかどうかはこの3つの要素を見てから判断したほうが良いです。

 

 

ハンドファーストにして打ち出し角が低いならクラブロフトを上げるかハンドファーストを弱める。

逆にハンドジャストにして打ち出し角が高いならロフトを下げるかハンドファーストのインパクトになるようにする。

 

これは計測しないと見えない部分なのですが、一般的なヘッドスピードであればハンドファーストだと逆に飛ばない可能性が高いと言えます。

 

男子プロ並みのヘッドスピードが48とか50を出せてボール初速も70を超えるようならハンドファーストのインパクトで打ち出し角やスピン量が適正になるわけですからね。

 

 

ですので地面にボールがある場合はハンドファーストのインパクトが基本的にはベスト(状況による)ですし、ドライバーはハンドジャストかハンドレイトが効率的だと言えるかと思います。

 

 

左手首の使い方

スイング中の左手首の使い方も色々と言われていますよね?

 

掌屈とか真っ直ぐとかカッピングとかアーリーリリースとかリストターンとか。

 

ただ何度も繰り返しになってしまいますが、結局はインパクトの時のフェースのアタックアングルとクラブパスが最終決定タイミングですから、ここが適正なら問題はありません。

 

とは言え、トップで左手首が甲側に折れているとインパクトでフェースが開きやすいのは事実ですから、少なくとも真っ直ぐかそれに近い形になっているのがベストです。

 

原因は様々あるのですが、手や腕でバックスイングするとなりやすいですね。

 

それとどうしてもスライスが最初は出るのが普通なので、そうなると今度はスライスを嫌がってボールを強引に捕まえようとします。

 

そうなるとフリップと言う手首を”こねる”動きを入れてしまってハンドファーストでのインパクトが不可能な形になってしまいます。

 

 

キャスティングと言ったりしますが、早く手首を解いてしまってハンドファーストで打てないわけです。

 

 

本来はコッキングがクラブヘッドの遠心力と重さで自然と入りますし、時間差が発生した下半身から体が主体の切り返しからダウンになればキャスティングやアーリーリリースにはなりません。

 

 

むしろ自然発生的にハンドファーストのインパクトが作られます。

 

 

結局は左手首の使い方も自然と適正なタイミングでコックが入って切り返しからダウンスイングでキープされて少しずつリリースに向かってハンドファーストのインパクトが迎えられるのがベストなんですよね^^

 

 

意識的に左手首の形を作ろうとするとスイングが複雑になって難しくなりますし、再現性が下がりますからやっぱりベストなのは結果としてハンドファーストのインパクトかなって事ですね!!

 

 

 

と言うわけで、じゃあハンドファーストのインパクトを結果的に作る方法を動画にまとめましたので参考にされてみて下さい^^

 

 

ハンドファーストとダウンブロー習得動画

パッシヴ(受動的)ハンドファーストの作り方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、

ハンドファーストとダウンブローの誤解。アプローチからドライバーも一緒?でした。

 

 

たま吉

 

 


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