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無料メール講座:15のエラー動作チェックツール
たま吉です^^
先日マスターズクラブ会員さんとのチャットで、
このような話題が上がりました。
”ティーショットが不安定で悩まされている。”
これは多くのゴルファーにとって永遠の課題とも言える悩みだと思います。
と言うわけで、今回凄い良い課題のテーマが浮き彫りになりましたので、
私なりの見解を掘り下げて問題解決になったら良いなと^^
ティーショットが不安定になる原因
正直言えば、表面的な原因は山のようにあります。
・力み
・タイミングのズレ
・グリップ
・アドレス
・メンタル
・スイング動作
・ボールの位置
・フェースアングル
・視覚的要素
もちろんミスは色々な要因がありますし、毎回同じ一つの要因で起きてはいません。
ですから、これら全ての要因を排除すると言うのは現実的では無いですし、
はっきり言って不可能に近い話しになってしまいます。
要は裏を返せば、
『毎回全ての要素を完璧にしなければ安定しない。』
と言う事ですからね^^;
大事なのは、全部の要素をクリアするのでは無くて、
”ある程度の基準で一定にする”
と言うのが大事だったりします。
特にドライバーのティーショットはティーグラウンドで、
比較的平らな場所からティーにボールを乗せて打つ状況で言えば、
ほとんど毎回同じと言えるわけです。
となるとアドレスやグリップ、ボール位置やティーの高さ、
スイング動作は変える必要が無く、同じで良いですよね^^
それがプロや上級者となったら色々と工夫して弾道を意図的に変えますが、
普通のゴルファーにとってはあまり必要としないスキルです。。。
つまり、ドライバーティーショットの場合なら、
普段の練習場とそこまで状況が違うと言う事にはならないので、
自分に適したポジショニングが一つあればOKなわけです。
私は”型”と呼んでいますが、
それぞれ一つの型を見つけて習得する感じですね!!
ですのでまずは一つの打てる型を作ると言うのが大切なのですが、
それでもコースに出ると練習場とは比べられないくらい不安定になってしまう。
で、ミスすると表面的な原因を求めては調べての繰り返しに陥り、
根本的な解決が見られないまま堂々巡り。
このケースが多くなるわけです。
そしてラウンドが終わるたびに、
『ティーショット(他のショットも)が安定したら・・・』
と悩んでしまいます。。。
そもそも”安定”とは?
ここで一つ重大な事をお話しする必要があります。
”安定とはなんぞや???”
ですね!!
ティーショットを含むショットが不安定と言いますが、
詳しく言うと、上手く打てたり打てなかったりとか、大きく曲がったとか、
OBゾーンに真っ直ぐ左右に飛んで行く等になりますよね。
じゃあ安定したショットの定義って一体何か?です^^
おそらくほとんどの回答は、
『完璧じゃなくても良いからまともに当たって、そこそこ飛んで、次が普通に打てる状況』
だと思います。
実際にマスターズクラブ会員さんでも同じような回答でした^^
じゃあもっと掘り下げて考えると、
”安定して打つためにはどうするべきか?”
例えばですが、
”各クラブで、ある程度狙った所に打てる距離は?”
と聞かれたらどうでしょうか^^
意地悪な質問をしているのでは無いですよw
ほぼ打ち損じもしないし変な方向にも行かず、
大きく曲がってしまう事も無い。
そうしたスイングや距離と言うのをどれだけ把握して打てるでしょうか。
つまり、自分が狙って打てる今の力量以上の事をしようとしているから、
全てのショットが不安定になってしまっていると言うわけです^^
おそらく、ほとんどの場合の各クラブでの飛距離把握は、
”フルショット時でしかも良い当たり”を基準にしているはずです。
それが10発打って9割が同じ距離と横幅内に打てるなら正確ですが、
たまたま出た当たりだったり飛距離ならそれは基準とは言えません。。。
要は出来ない事を基準にしてやろうとしてミスしたら不安定。と考えてしまっているわけです^^;
結構手厳しい事を言って大変恐縮ですが、
ここで正面から向き合わないとずっと同じ事で苦しむので、、、
詰まる所、私が考えるショットの安定と言うのは、
”いつでもある程度は狙った位置に打てること”
ですね!!
例えば7番アイアンで150ydを基準とするケースが多いですが、
それが10球中8球以上が縦横大体同じ位置に打てるならOKですが、
当たりが安定しなかったり左右に大きく外れたり距離がマチマチなら、
それは自分のコントロール可能な範囲を超えてしまっているわけです。
もしこれが、7番アイアンで140ydとか130ydなら、
大体毎回同じような位置に打てると言うことでしたら、
本来の7番の距離は140ydか130ydと言うことです。
そしてコース上ではこのスイングと距離が基準になります。
どちらがスコアメイクする上で重要かは言うまでも無いですね!!
まぁ、身も蓋も無いような事を言ってしまいますと、
”自分が出来る以上の事を基準に考えて不安定と考えてしまっている。”
と言うわけです。
ティーショットが不安定と言う場合でも結局は、
その狙いだったり想定してることって本当に狙って打てるのか?
ってことですね!!
普段から練習場で良い当たりと良い方向性がメインになっていると、
この線引きがコースで出来ません。
ドライバーで狙った位置に毎回打てるように練習していたり、
いつでもこのスイングなら自然と何度でも同じように打てる自信がある。
と言うショットやスイングの練習を普段からやっている人はほとんど見られません。
”どのクラブでどの距離なら高確率で狙って打てるのか”
これが安定したショットを打つために本当に必要な現状把握です!!
ティーショットやショットが不安定なようであればそれは、
”狙って打てる限界を超えたショットやスイングをやってしまっている”
のかも知れませんね^^
(とやんわり言ってみる)
それともう一つ、不安定になる理由について共有しますね^^
これもマスターズクラブでお伝えした内容になります。
不安定=不安
言ってしまえば不安定になる理由は不安な心があるからです^^
・どこに飛んでるかな?
・曲がってないかな?
・ちゃんと当たるかな?
・OBにならないかな?
・次が打てる場所に行ってるかな?
・林の中とかバンカーに入らないかな?
・池や谷を超えるかな?
・どこまで飛んでるかな?
これはもう既に自分のコントロール下から離れてしまっているので、
そもそも制御不可能なショットをしているから起こります。
仮にドライバーで200ydは制御して高確率で打てるのであれば、
わざわざ230ydとか250ydを狙ったりはしないはずです^^
OBのリスクやハザードに入ってしまうリスクを考えたら、
200ydを確実に打てるほうが良いですからね!!
それに確実に200yd打てるなら安心してスイングが出来ますから、
不安になる要素が元からありません^^
なぜ不安になってしまうのかと言うと、
自分で予測や制御が出来ない事をやろうとしてるからに他なりません。
だから、
”ボールの行方が気になる”
わけです。
そして、
”打つよりも先に視線や目線、上体が開いたり起き上がったり”
してしまうのです。
かの岡本綾子プロは、
”ヘッドアップの数だけハンデがある”
と何かで言っていました。
まさに真理で、これは単にヘッドアップを言ってるのでは無く、
”ヘッドアップをしてしまう要因を自分で作り出している”
と言う意味も同時に含んでいると私は解釈しています。
これはドライバーからパターに到るまで全てに当てはまりますね!!
実は気づいていない事が多くて、
どうしてもボールの行方が気になってしまって、
体が流れたりしてミスに繋がっているケースが多くあります。
ショートパットを外すのは最たる例で、
どうしてもピンも視界に入りますし距離も短いので、
最後まで前傾を保っていません^^;
インパクトしてフィニッシュで止まるまで、
しっかりと下半身や上半身、頭を動かさずに、
視線だけでボールを送ったりカップインを耳で聞く。
これは毎回普段から意識付けをして注意しないと、
簡単に外してしまいます。
つまり、どのクラブでどの距離をどんなスイングなら高確率で狙った位置に打てるかを、
しっかりと自分で把握しているから予測と実現可能性が高くなって不安な心も出ませんし、
”あそこに打てる”確信があるので”スイングする事だけに意識が集中”されるわけですね!!
もし確実にあそこに狙って打てると分かっていたら、
不安になる事もありませんから不安定になるなんて起きないですよね^^
どのクラブでどんなスイングをしたらどこに落ちてどうやって止まるのか?
これが自分で制御可能な基準を作ってみて下さい!!
基本は気持ち良く何も気にせずに打って、
何度でも同じようなスイングやショットが出来るのが一つの基準です^^
もしティーショットやショットが不安定で悩んでいると言うのでしたら、
不安を感じずに安心して打てる距離や左右を意識してみて下さいね!!
それが安定化への大きな一歩になりますから^^
では!!
何かあればいつでもお気軽にお声掛け下さい^^
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